celeron自作デスクトップマシンの電源が壊れたので古いPCから電源を取り外して交換しようかと思ったのですが、この古いマシンのduron Applebred 1.6GHzのほうがRAMを1GB積んでいるので、celeronではなくduronで動かしたほうが快適かもしれないと思い直しました。
電源だけでなくマザーボードも取り外すのは面倒だったので、HDDとDVD-RAMをduronマシンに載せ替えることにしました。今度はあっさり動いたのですが、画面が640×480になってしまう。celeronマシンのvideo cardはnvidia製でしたがduronマシンのはmatrox製なので、FreeBSDはxf86-video-mgaを入れてすぐに動いたのですがlubuntuのやり方が判らない。video cardは一方はAGP 1.0、他方は2.0/3.0なので差し替えは無理。結局、いろいろ試行錯誤した結果、recovery modeで立ち上げてdpkgしたらmga driverが組み込まれたようで、640×480の呪縛から解放されました。
で、元々古いマシンにlubuntuを入れようと思ったのは、media errorで古いDVDが読めなかったのがきっかけですが、この古いマシンでは問題のDVDもばっちり読めました。DVDドライブは日立LGのHL-DT-ST DVDRAM GSA-4120Bで、このドライブは今までも他のドライブで読めなくなったメディアもちゃんと読み込んでくれるので助かっています。
lubuntuを入れたのはmakemkvを動かそうと思ったからなんだけど、duron(celeron 1400MHzも)はSSE2非対応で、最近のlinuxアプリはSSE2非対応だと動かないんですね。今回はlubuntuにbraseroを入れて読みましたが、braseroだったらFreeBSDのportsでも動く筈なので、苦労してlubuntuを入れる必要はなかったかもしれません。
P.S. 640×480問題は、recovery modeのdpkgではなく、/etc/default/grug中のGRUB_GFXMODE=640×480をGRUB_GFXMODE=1280×1024等に変更してupdate-grubしないと駄目なことが判りました。dpkgは無関係でrecovery modeに一旦入ってその中でresumeするとGRUB_GFXMODEが使われないために解決したように見えただけだったみたい。その後、寒い部屋のコンソールではなくssh経由で作業していたので気づくのが遅れてしまいました。で、このduronマシンはUSB 2.0なので、なんかあればUSBメモリーやUSB HDDでも作業できるのでちょっと快適。
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