conoha VPS(512MBプラン)でFreeBSD serverを構築してみました(その2)

[2017/9/22]
 再度、512MBプランのVPSサーバを1個作り、標準テンプレートから今度はFreeBSD 10.3(64bit ufs)を入れてみました。VPSサーバを一旦削除して作り直したため、IPアドレスやテナント情報等、全て変わっています。 single user modeが駄目なのはzfs版と同じ。こっちのpartition構成のほうがお名前.comのdmpをリストアする構成が楽に作れそうなので、これをいじることにする。
オリジナルのpartition構成は
vtbd0p1 freebsd-boot(512KB)
vtbd0p2 freebsd-ufs(18GB)
vtbd0p3 freebsd-swap(2GB)
だったので、まずはswapoffしてvtbd0p3をdeleteして、旧vtbd0p3の後半1GBを新vtbd0p3としてfreebsd-ufsにしてnewfs -jする。
次にvtbd0p2の今動いているFreeBSDのディスクから起動以外で不要なものを消しまくり、何とか1GBに入るようにする。pkgで入っているものは全部不要だしports treeも要らない。1GB以内になったところで

# mount /dev/vtbd0p3 /mnt
# cd /mnt
# dump 0af - / | restore rf -
# vi /mnt/etc/fstab (vtbd0p3で起動して動くようにfstabを修正)
# gpart delete -i 2 vtbd0
# reboot
これでvtbd0p3の1GB FreeBSDで作業できる。
# gpart delete -i 1 vtbd0
# gpart add -i 1 freebsd-boot -s 256k -l freebsd-boot vtbd0 (freebsd-bootは512KBも必要ないので容量を減らす)
# gpart add -t freebsd-zfs -l peach vtbd0
# gpart show
=>      34  41942973  vtbd0  GPT (20G)
        34       512      1  freebsd-boot (256K)
       546  39845376      2  freebsd-zfs (19G)
  39845922   2097085      3  freebsd-ufs (1.0G)

 この19GBのfreebsd-zfsにお名前.comのdumpをrestoreする予定。
 しかし、その前にsingle user modeが駄目ならレスキュー用のCD imageがないと不安。そこでAPIを使ってFreeBSD 11.1-RELEASEのinstall image(FreeBSD-11.1-RELEASE-amd64-disc1.iso)をdownload。その後、APIで遊んだりvirtioを入り切りして遊んだりして本日終了。disc1.isoを拾ってくるのなら、partitionの切り直しやvtbd0p2->vtbd0p3へdump/restoreするよりdisc1.isoで新規にインストールし直したほうが簡単だったけど、conoha VPSで何ができるか色々調べられたのでまぁ良しとしよう。

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