aio boot(その1)

UEFIbootが使えない古いマシンにwindows10とその他のOSを入れてマルチブートにする場合、ディスクはパーティション数の制限の厳しいMBRではなくてGPTを使いたいのにwindows10の制限のために今まではしぶしぶMBRにしていました。
clover efi bootloaderが動けばBIOS起動しかできない古いマシンでもUEFIが利用可能になるのでGPTにできる筈なんですが、hackintoshを作ろうという気がないのにcloverを導入する人は殆どいないようで、ゴソゴソいじってもcloverが起動できなくて困っていました。今回aio bootというベトナム製のソフトでcloverを導入してみたらやっと動きました。(安全なソフトなのかどうかは不明なので実験する際には自己責任でお願いします。)
bios->grub2->clover->rEFInd->各種OSというシーケンスで起動できます。(rEFIndはUEFIマシンで使っているので今回も使っただけで使わなくても起動できます。)
DELL studio 1558の内蔵HDDにaio bootでgrub2,clover,refindを導入してGPTディスクで無事、Windows10とFreeBSDをUEFI bootで起動できました。ただし、Windows10は何の問題もありませんが、FreeBSDはsysconsの出力が表示されない(起動時のboot menu等が表示できずnewcons(vt)に切り替わるまでカーソルが移動するだけで画面が見えない)という状態なのがちょっと不便ですがFreeBSDに慣れていれば問題なく使えます。cloverの設定で何とかなるのかなぁ?grub2を導入する際に、bios-bootパーティションをFAT32やNTFSでフォーマットしちゃうとAIOCreatorがエラー(作者に連絡せよとうエラーなので当初原因が判らなかった)を吐くので、bios-bootパーティションは未formatの状態で操作する必要があります。

その2へ続く