all zero broadcast address

fd0765933c3ccb059ad7456e657b2e8ed22f58b0(D31861)でFreeBSD 14-Currentのall zero broadcast address(いわゆるネットワークアドレス)を通常のアドレスとして使用できるように変更されたようです。
これは昔、broadcast addressをall 1ではなくall 0としていた時の名残りで、今更の変更ではありますが、/28, /29, /30等の固定アドレスサービスでは使えるアドレスが1個増えるのでちょっと嬉しい機能ではあります。sysctlで旧来の動作に戻すことも可能なようです。linuxも同様に変更されているそうです。ってことで自宅内でネットワークアドレスへpingしてみたら、早速古いdigaからreplyが返ってきました。(古いdigaはsmurf対策されていないようです。)なので、これを使うには古い機器が存在する環境では当然注意が必要です。(古いdigaがない環境でも通常のアドレスとして使うと不具合が生じる機器はいっぱいあるので、linuxやFreeBSD等でbridgeを構成して通常のアドレスとして利用できない機器と分離する等の対応は必要となります。)