studio 1558のhddをssdに交換しました

studio 1558ですが、windows updateにやたら時間がかかり更新失敗することが多いのでSSDに装換してみました。
交換前のHDDはsamsungのHM641JIという640GB(1024バイト系で表現すると約596GB)の9.5mm 2.5インチHDD SATA 2.x(3Gbps)です。購入したSSDはCFDのCSSD-S6O480CG3VP(NTT-X storeで税込み8,280円に釣られて購入)という480GB(1024バイト系では447GB)の8mmのもので、backupに使っていた180GBのfreebsd-zfsパーティション以外の15個のpartitionを同じsize(一部のfreebsd-ufs partitonだけは大きくしてgrowfsしました)で作成し、freebsd-swapとnetbsd-swap以外は全てddでコピーしました。50〜60MB/sでしかHDDから読み込めないので随分遅い。更にwindows 10で使っていたpartitionだけは10MB/sしか出ないので相当ヘタっていたようですがエラーなくコピーできて良かった。コピーはstudio 1558にeSATAで接続して行いました。ケーブルが悪いのかSATA 1.x(1.5Gbps)になってしまいましたがHDDの読み出し速度が遅いのでここはボトルネックにはなりませんでした。交換後はwindowsは非常に快適な速度になりました。(他のOSは元々快適な速度が出ていたので、ちょっと速くなった程度ですが、windows10は劇的に改善されました。)装換後はSATA 2.x(3Gbps)で動いています。これはstudio 1558がSATA 3.xに対応していないためです。
しかし、aio-boot(というかclover)の挙動がよく判らなくて、かなり苦労しました。
(1) aio-bootが機能しなくなったため、windowsから再度installしようと思ったらwindows10がbootしない。bootrec /rebuildbcdするためにbios modeでインストールDVDを起動してもGPT HDDだと駄目みたい。
(2) しかたないので、別マシンでUBSメモリーに回復ドライブを作成してもう1個のUSBメモリーからaio-bootしてこのUSBメモリーの回復ドライブをUEFI modeで起動し、shellへエスケープした後にbootrec /rebuildbcdすると(1)とは異なるエラーが表示される。bootrec /fixbootが必要らしい。
(3) diskpartでefiパーティションにdrive letterを付与して、BCDを再作成。
(4) これでbootrec /fixboot /fixbootとbootrec /rebuildbcdができた。
(5) 一旦rebootし、今度はUSBメモリーのaio-bootからSSD上のfreebsdを起動して、efi partitonのtypeをefiからms-basic-dataへ一時的に変更。(これを(3)の前に行っておけば(3)のdrive letterの付与は省略できます。)
(6) 再度rebootして、USBメモリーのaio-bootからSSD上のwindows10を起動。SSD上のAIOcreatorでgrubとcloverを再インストール。(USBメモリーのaio-bootはバージョンアップしてしまったため、これをやっても回復できないため。)
(7) これでやっとSSDからWindows10/FreeBSD/ubuntu/netbsdが正常に起動できるようになった。
(8) 更にcloverのconfig.plistで指定しているDefaultVolumeのgptidをSSDの値に変更。この際、gptidを小文字で入力したら正常に機能しなかった。HDDの時も小文字で記載していたけど正常に動作していたので何が原因なのかはよく判らない。大文字に修正してやっと正常に動作するようになった。この大文字/小文字問題が判るのに丸1日かかってしまった。
(9) freebsd-ufsのパーティションは全てtunefs -t enableしてtrimを有効化した。linux/netbsdは今の所trimの有効化はしていません。windowsも何も設定していないけど、どうなっているんだろう。ちょっと風邪をひいたようで非常に気分が悪いので、これらの対応は後日ゆっくりやろうと思います。